立ち話:インジを売るお店をやりたいなら
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最終更新日:2015/12/04
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バイナリーオプションという世界に限って、洗剤や化粧品、高級羽毛布団みたいなことがおこる
ちょっとお話したい事があるので、立ち話として軽く読んでください。
規制を敷いたほうも「やっちゃった感」を今感じてるんじゃないかと思いますが、2013年11月の規制後から、バイナリーオプションという言葉がメジャーになってしまったために、思っても見ない現象が起きました。
「これを使って人を騙して楽して儲けられるぞ!」
と考える人が出て来たのです。
昔から競馬や株では、いいかげんな必勝法を高額で売りつける人が居ました。そのセンスでいち早くバイナリーオプションでも出来ると思いついたのは、すごいというかなんというか……。
とにかくあらゆる手で、バイナリーオプションの必勝法が(いい悪いにかかわらず)売られるようになりました。
特に初期のころは、情報が知れ渡っていないため「新しい投資法」みたいなことで信じた人も多かったのでは。
セルフブランディングのブームが拍車をかけた
セルフブランディングっていうのは、あたかも自分を芸能人のようにプロデュースして売っていこうってやつです。
FacebookなどのSNSなどを駆使し、顔写真もプロに撮らせたりフォトショップで加工したりで、やたら雰囲気だしたカッコいいものを用意しています。
そこで、なぜか一般人なのに「○○○男 公式アカウント」「○○○男 公式ブログ」とかいって公式をわざわざつけたりします(してない人も居ます)。
複数のアカウントをいつも更新しているとアクセス稼ぎになるんです。
で、成功している様子なんかを延々とアップしていくわけですね。高級車に乗ったり肉食べたりw
ここまでがセルフ=自分 を、 ブランディング=いわばブランド化、かな、していく過程です。
そして、見た人に「羨ましい」と思わせ、「そうなりたいなら教えますよ」と誘うのです。
セルフブランディングは、一般の人が得意分野で独立したい時にももちろん使われますが、この例はイマイチな使い方です。
(ちなみに、本当に良いモノを売っている人は他人が紹介してくれます。本人と取り巻きだけが言い張っている場合は注意)
行き詰るのはわかっているので、普通に売ったらいいんじゃないかな
バイナリーオプション必勝法販売では、もう一つ「楽して儲けられる」要素があります。
MT4のインジケーターを「情報商材」のようにダウンロード販売できてしまう点です。
もし充分な広告活動が成功し、価格も100万とかなら現実に「秒速1億円」も夢じゃないでしょう。
しかし評判はすぐ広がりますから、質が悪ければ行き詰ります。
だったら、コツコツと普通の収入を目指すべく、普通にインジケーターを作って普通に売れば良いんじゃないでしょうか。
嘘でなければ、多少は大げさな広告(ジャパネットタカタ程度の)なら良いと思うし。マーケティング手法がこれだけしっかりしてるんなら売れるでしょ。良いモノなら長く売れるから、結果的にめんどくさくないし。
実際、このマーケティングの成功ぶりは、そのへんの煎餅とか饅頭とかでもバーッと売れそうだし。わざわざなんで評判を落とすようないい加減なものを売るのかが全く分からないです。
インジケーターが自分で作れなければ、ランサーズとかfx-onとかで作ってくれる人を探せばいいし。
「六本木ヒルズに住む」って目的ありきという初期設定がそもそも間違ってるんでしょうね。